認知症の方への運動の必要性

認知症の方は運動療法の対象となるのか、運動療法の必要性についてお話します。

認知症の方はバランス能力や動作能力が低下しやすいことが最近の研究にて観察されています。

さらに、認知症高齢者における認知・精神機能状態は,転倒発生に影響する要因の一つであり、認知機能障害では1.8倍、うつでは2.2倍程度に転倒リスクが上昇するとされています(Rubenstein et al. 2002 )。

一度転倒を経験してしまうと、その恐怖感から外に出ることを避けたり、今まで出来ていたことへの自信が無くなったり、そういった自分に情けなさを感じてしまったりと、2次的に活動制限を招いてしまったり、周辺症状(BPSD)の誘発の恐れがあります。

そうなると、より一層転倒リスクは増加し、活動性が低下したことで、認知症の進行促進や廃用性の身体機能低下に繋がりかねません。

認知症の方は、転倒リスクが高いことや、活動性の低下を招くリスクが高いことをふまえると、認知能力の低下だけで身体能力に問題が無さそうな方であっても、身体機能への介入が重要なことが言えます。また、身体が思うように動かせなくなってしまった高度進行期の認知症の方に対しても、その人の残存機能を活かした動作指導や廃用の進行予防、さらに、安楽で安心できる座位・臥位のセッティング等も行うことが可能です。

認知症の進行に合わせたあらゆる場面で、運動療法を通してその人が長く安定した生活を送るための支援を行うことが大切です。

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